ICT技術を駆使して経営を
発展させるSEを目指すなら
育成すべき人材
情報社会で価値ある情報を見極める能力を高め、国際的な視野と感覚を持った人材を育成するとともに、情報社会で求められているあらゆる分野において利用されるシステムの開発にかかわるソフトウェア技術者、および情報技術に関する知識とスキルを応用して問題解決を図り、社会に貢献できる人材を育成します。
教育課程の編成及び特色
社会で求められているICT人材、すなわち企業の経営活動を理解し、最先端の情報技術を駆使して未来の暮らしを豊かにするICT技術者の育成を目指したカリキュラムを編成します。
ビジネスの仕組みを理解するための経営分野の基礎的な内容と、情報分野の基盤であるコンピュータ・情報システム・ネットワーク・数理など、実践的な科目群でカリキュラムを編成します。
「必修科目なし」で自由に科目選択可能
必修科目がなく、自由に科目選択できます。情報通信技術に特化した学びを希望する方、経営・経済を意識して学びたい方、それぞれ体系的に専門分野を学べるように4つの履修モデルを用意していますので、参考にしてください。なお、履修モデルにとらわれずに、たとえば英語や心理学など教養教育科目を多く学ぶといったことも可能です。
4つの履修モデル
情報技術基礎
本モデルは、パソコン初心者やこれまでパソコンを活用してこなかった方、仕事や趣味でパソコンスキルを向上させたい方、基礎から再学習を希望する方を対象としています。WordやExcelの基本操作を実践的に学び、システム設計やデータベース、プログラミングの基礎知識も無理なく習得します。これにより、さまざまな業種で即戦力として活躍できるスキルを身につけ、幅広い分野で活躍できる人材を育成します。
<推奨科目>
経営学系 専門教育科目 |
●経営学への招待 ●流通の仕組み ●経営科学 |
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情報学系 専門教育科目 |
●情報の世界 ●情報リテラシー ●オペレーティングシステム基礎論 ●情報倫理 ●プログラミング基礎 ●アルゴリズム ●Webアプリケーション基礎 ●オペレーティングシステム ●情報システムの設計 ●インターネットアプリケーション ●システム開発基礎Ⅱ ●ディジタル画像概論 ●ネットワークセキュリティ ●システム開発基礎Ⅰ ●データベース技術 ●コンピュータネットワーク |
情報テクニカルスペシャリスト
日々変化し高度化する情報社会において求められる技術者を育成します。本モデルでは、システム開発、マルチメディア技術、ネットワーク活用技術など、幅広い分野の基礎技術をしっかりと習得します。ビジネスシーンでは効果的なソリューションを提供し、日常生活ではコンピュータを自在に操作・管理できる人材を育成します。実践的な演習を通じて、理論だけでなく実際の現場で役立つスキルを身につけ、さまざまな業界で活躍できる情報技術の専門家を目指します。
<推奨科目>
経営学系 専門教育科目 |
●経営学への招待 ●流通の仕組み ●経営科学 |
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情報学系 専門教育科目 |
●情報の世界 ●オペレーティングシステム基礎論 ●情報倫理 ●プログラミング基礎 ●アルゴリズム ●Webアプリケーション基礎 ●オペレーティングシステム ●情報システムの設計 ●インターネットアプリケーション ●システム開発基礎Ⅱ ●ディジタル画像概論 ●知識マネジメントとその応用 ●ネットワークセキュリティ ●システム開発基礎Ⅰ ●データベース技術 ●コンピュータネットワーク ●人工知能の基礎 |
情報システム開発スペシャリスト
本モデルでは、企業内におけるシステム開発のプロジェクトリーダーや技術者として活躍できる人材を育成します。技術者としては、企業のニーズを的確に把握し、コンピュータシステムを設計するシステムエンジニア(SE)や、データベースを活用した企業情報システムを構築するエンジニアとしてのスキルを基礎から習得します。さらに、日々変化する社会環境、経済環境、組織に対して、情報活用技術をタイムリーに提案できるビジネスリーダーやビジネスパートナーとして、企業に信頼される人材を育成します。
<推奨科目>
経営学系 専門教育科目 |
●流通概論 ●経営学への招待 ●流通の仕組み ●経営科学 ●e‐ビジネス総論 ●サプライチェーンマネジメント |
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情報学系 専門教育科目 |
●情報の世界 ●オペレーティングシステム基礎論 ●経営情報システム ●情報倫理 ●プログラミング基礎 ●Webアプリケーション基礎 ●オペレーティングシステム ●情報システムの設計 ●インターネットアプリケーション ●システム開発基礎Ⅱ ●ディジタル画像概論 ●知識マネジメントとその応用 ●ネットワークセキュリティ ●知的所有権論 ●システム開発基礎Ⅰ ●データベース技術 ●コンピュータネットワーク |
健康情報
このモデルを通じて、健康情報を正しく理解し、実生活や将来のキャリアに活かせる知識とスキルを身につけることができます。高齢社会の到来に伴い、国民の健康増進への関心が高まっています。特に、がんや糖尿病、肥満などの生活習慣病に関する情報は、新聞やインターネットなどのメディアを通じて多く配信されており、これらの情報を正しく理解し実践することが求められています。
本モデルでは、解剖学や生理学といった基礎医学から、医療制度や福祉介護制度に関連する社会医学、さらにがんや生活習慣病などの臨床医学まで、幅広い医学・医療情報を学ぶことができます。また、疾病の予防や健康寿命の延伸における食の重要性にも焦点を当てています。「食と健康」をテーマにした講義も取り入れており、健康に関する情報を網羅的に学習するとともに、ICTの活用方法も学びます。
<推奨科目>
経営学系 専門教育科目 |
●マーケティング論 ●簿記原理基礎編 ●経営学への招待 ●流通の仕組み ●ブランドマネジメント ●経営科学 ●健康と社会 |
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情報学系 専門教育科目 |
●情報の世界 ●情報リテラシー ●コンピュータシステムⅠ ●コンピュータシステムⅡ ●Web技術基礎 ●オペレーティングシステム基礎論 ●医学医療 ●アルゴリズム ●Webアプリケーション基礎 ●インターネットアプリケーション ●ディジタル画像概論 ●医療制度と医療情報システム ●情報社会論 ●ネットワークセキュリティ ●データベース技術 ●食と健康情報 ●健康情報学 |
上記の科目は卒業要件の必要単位数すべてを網羅しているものではありません。
履修モデルとは履修科目を選択する際の「指針」となるものです。あくまでも参考のために設けていますので「履修モデル」にとらわれず自由に科目を選択して構いません。
履修科目は開講科目一覧をご覧ください。
理系・文系にかかわらず学べます
大学名の「情報」の名称から、理系のイメージを抱く方も多いですが、実はそうでもありません。
確かに理系の科目もありますが、一方でビジネス関連の科目も充実しています。「情報」がカバーする領域はとても広いため、既存の枠組みを超えて学習することができます。
システム情報学科 情報数理専攻
正科生Aで数学(中・高または両方)の教員免許状取得を目指す方を対象とした「情報数理専攻」があります。数学教員として実践的な指導能力を身につけるため、卒業要件として必修科目が設定されています。
システム情報学科 情報数理専攻では、1年次入学、2〜3年次編入学および2〜3年次再入学の場合は必修30単位、選択必修6単位以上、4年次再入学の場合は必修28単位・選択必修6単位以上を修得する必要があります。
数学の免許状は「情報数理専攻」を選択しなくても取得できます。